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飛騨発つながりづくりイノベーション〜これからの関係人口を語ろう
¥1,540
上田昌子、杉本あおい、杉野弘明、都竹淳也 1400円+税 判型:A5判並製 頁数:284ページ 刊行:2025年4月1日 ISBN : 978-4908609145 東京都内から電車に揺られて4時間半。 岐阜県の最北端にある飛騨市に、いま、全国のあちこちから訪れる人が増えています。 飛騨市が運営している「飛騨市ファンクラブ」の会員数は、1万6000人! 市の人口が年々減少の一途をたどっているなか、 近い将来、ファンクラブの人口が飛騨市の人口を追い抜くと予想されています。 通常、人口減少と言えば過疎が進み、 高齢化によって若者の数が減り、目立った産業もない。 飛騨市も、そんな地方都市の一つであるはずですが……、 ・地縁もないのになぜか人が集まり、リピートするファンが増えている。 ・観光だけではない、多様な形で地域に関わる人たちと 住んでいる人たちとの間に交流が生まれ、 しかも、まちの「困りごと」が少しずつ改善されている。 ・全国の倍以上のスピードで人口が減少し、 高齢化率は「30年後の日本」を上回っているのに、 まちには「健やかなエネルギー」があふれている。 この本では、飛騨市が過去8年に取り組んできた 「関係人口」を介した地域づくりの全容を、プロジェクトに関わってきた4人の著者が、 ① 現場の実践者の目線 ② 研究者の目線 ③ リーダーの目線 という3つの目線から解き明かしていきます。 全編を通じてキーワードになるのが、「つながり」。 ・地域のウチとソト、「ナカビト」と「ソトビト」がつながることが、 その地域にどんな影響をもたらしたのか? ・その結果、地域の「空気」はどのように変わったか? ・そこには、他の地域や組織に活かしていける原理はあるか? この本を手に取って、いま地域で起きている新しい動き、 「関係人口」を入口に、「うれしい・楽しい・面白い」が広がっていくプロセスを しばし感じとってみてください。 「未来の日本」の明るい可能性の一つとして、 飛騨市に関わる人たちの、多岐にわたる活動を知っていただけたら嬉しいです。
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あなたの声に、耳を澄ます。~対話のプロが対話しながら綴った対話の実践書(対話からはじめよう・第1部 )
¥2,200
中村一浩(著) 2000円+税 判型:A5判並製 頁数:188ページ 刊行:2024年12月21日 ISBN : 978-4908609138 対話が「あなた」の世界を変える。 対話とは何か? そう問われたとき、皆さんはどう答えるでしょう? どんな場面を思い描きますか? 通常、対話と言うと、ビジネスや教育の現場で必要な コミュニケーション・スキルとしてとらえられることが多いかもしれません。 そうした定義にとどまらず、 “人と人が出会って言葉を交わすこと、思いを伝え合うこと“ そこまで視野を広げていくと、日常のあらゆる場面に対話が必要なことが見えてきます。 つまり、対話と言っても特別なものではなく、 誰もが知らず知らずのうちにやっていること。 コミュニケーションの根本にあり、社会生活を営むうえできわめて重要なはずなのに、 いつの間にか忘れられているもの……。 この本では、こうした広い視野から対話をとらえつつ、 仕事の場面、日常の場面で具体的にどう活かしていったらいいのか? 対話を実践、研究してきた第一人者である著者が、 具体的なスキル・ノウハウ、その背景にある社会や自然のとらえ方を公開していきます。 同じコミュニケーションでも、対話的であるかどうか? 対話的であることで、自分を取り巻く世界はどう変わっていくか? この違いを感じ、理解していくことから始めていきましょう。 日常のコミュニケーションの行き詰まりを感じている方、 対話の世界に踏み込んでいくことで、いま・ここで見えている景色が変わり、 自分なりの「世界とのつながり方」が見つかっていくはずです。
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いのちの彫刻2023 One love, One earth.
¥1,100
林良樹(著) 1,000円+税 判型:A5判並製 頁数:64ページ 刊行:2023年5月15日 ISBN:978-4908609121 公式サイト:https://small-earth.org 千葉の鴨川、釜沼集落で1000年にわたって 受け継がれてきた棚田を保全する 林良樹さんが手がけた初のART BOOK。 2023年4月末、 「いのちの彫刻」という個展の開催にあたり、 参加者の皆さんにお渡しする一冊を一緒につくるため、 ゆっくり対話を重ねて、完成したのがこの本です。 美しい詩と写真、対話によって構成されている同書には、 これからの社会のありよう、 人と自然との関わり、自己変容することの意味など、 よりよい生き方(ウェルビーイング)の 指針となるメッセージに満ちています。 林さんの活動を知っている方も、 まだ知らない方もぜひご一読ください。
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老子と氣功 道徳経に秘められた古代道家とタオの叡智
¥3,300
塩田憲一(著) 3,000円+税 判型:A5判並製 頁数:303ページ 刊行:2023年3月21日 ISBN:978-4908609114 公式サイト:http://www.tao-unity-japan.com 本書は、2022年5月に刊行した 『道家氣功〜古代から伝わる21世紀最高の氣功実践書』 の著者(塩田憲一)のもう一つのライフワーク、 長年の老子研究にスポットを当てた、 稀有な「氣功家による老子解説書」になります。 ポスト・コロナの時代、 新しい生き方を模索するなかで 大きな注目を集めるであろう、老子思想。 日本人にとってどこか馴染み深い 「道」(タオ)の世界の原典を、 本場中国の氣功をマスターした達人がひも解いていく、 このありそうでなかった一冊です。
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道家氣功 古代から伝わる21世紀最高の氣功実践書
¥2,430
劉百齢、 林義貢、塩田憲一(著) 2,300円+税 判型:A5判並製 頁数:218ページ 刊行:2022年5月30日 ISBN:978-4908609107 公式サイト:http://www.tao-unity-japan.com いままで口伝でのみ伝えられてきた、 本場中国の「道家氣功」が日本で書籍化、初公開されて27年。 未曾有のコロナ・パンデミックで 健康であることの価値が見直されるなか、 絶版になっていた同書がアップデートされ、 新装版として刊行されることになりました。 氣功というと、日本ではまだ馴染みにくいイメージがありますが、 本書ではその奥義がわかりやすく説かれ、 誰でも実践できる内容になっています。 本書を通して「道家氣功」を知り、 学んでいくきっかけが生まれたら、とても嬉しく思います。
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ことばの焚き火 ダイアローグ・イン・デイリーライフ
¥2,200
大澤真美、中村一浩、植田順、野底稔(著) 2,000円+税 判型:A5判並製・カバー帯3パターンあり 頁数:252ページ 刊行:2022年4月17日 ISBN:978-4-8014-9861-7 公式サイト:https://note.com/kotoba_no_takibi 「ことばのアルゴリズム」の世界へようこそ。 焚き火を囲んで、「ことば」を出し合う。 「タイワ(対話)」は、先人たちの生み出した コミュニケーションの知恵。 内側から立ち上がる「思い」を、 ゆっくり炎にくべていくと、 いつの間にか、世界が変わる。 「会議」が変わる。 「仕事」が変わる。 「発見」がある。 「創造」できる。 「家庭」が変わる。 「暮らし」が変わる。 「学び」にもなる。 ほんとは、こうしたかったんだ。 ようやく思い出した。 ダイアローグ(対話)が創る、みんなが主役の群像劇。
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フードジャーニー 食べて生きて、旅をして、私たちは「日本人」になった
¥2,200
長沼敬憲(著) 2,000円+税 判型:四六判並製 頁数:304ページ 刊行:2020年12月10日 ISBN:978-4801498594 公式サイト:https://food-journey.selfmaintenance.org 「縄文」「コメ」「発酵」…… 世界はひとつ ミクロとマクロを結ぶ 、 これまでになかった歴史物語が登場! ヒトはどんな存在なの? わたしはいま、なぜここで暮らしているの? わたしという存在の背後にある土地のエナジー(=風土)、 風土の産物である食、食から生まれた文化、 さらには、食をエネルギーにつくり変える代謝の仕組み、 共生する菌たちとの関わりなど…… ミクロからマクロまで、身体のウチとソトを行き来しながら、 多様な角度で人類のジャーニーをたどっていきます。
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共生の法則 大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた
¥1,540
光岡知足(著) 1,400円+税 判型:四六判並製 頁数:184ページ 刊行:2021年10月16日 ISBN:978-4801498600 腸内細菌学の世界的権威である 光岡知足氏の生前最後の一冊 (『大切なことはすべて腸内細菌から学んできた』 ハンカチーフ・ブックス刊) を大幅増補、新装版として刊行した一冊。 2020年12月逝去された著者の世界観、健康観、 人生観がギュッと詰まった、「生き方の哲学」。 後半にロング・インタビューを増補することで、 光岡氏の思想、発想がより鮮明になりました。 未曾有のコロナ時代、多くの人が求めている 「これからの生き方」のヒントが散りばめられています。
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ゆるむ! 最強のセルフメンテナンス 「腸」から始まる食事の教科書
¥1,540
長沼敬憲(著) 1,400円+税 判型:四六判並製 頁数:220ページ 刊行:2020年4月17日 ISBN:978-4801498518 コンディションのほぼ8~9割は毎日の食事に左右されます。 食べたものを効率よくエネルギーに変え、 なおかつ、不要なものは出す、 この「出し入れ」の条件を整えていけば、 心地よく感じられる時間が増え、 心と体はそれだけでラクになっていきます。 何をどれだけ、どう食べたらいいのか? サプリメントはどこまで必要か? 日常のストレスケアはこれまであるようでなかった、 食べて細胞から生まれ変わる “頑張らないセルフメンテナンス”。 発想の転換をしながら、ぜひ一緒に体験していきましょう。
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Tissue 04 毎日は愉しい(哲学系インタビューBOOK)
¥1,760
ハンカチーフ・ブックス(編) 1,600円+税 判型:A5判並製 頁数:218ページ 刊行:2019年6月15日 ISBN:978-4908609091 ●葉山から鴨川へ〜ローカルが世界を変える(林良樹) ●「風通しのいい世界」を求めて(中島デコ) ●まなざしの哲学〜漫画『石の花』と坂口尚の世界(長沼敬憲) ●「生物」と「機械」の境界を超えて(金尚弘 × 長沼敬憲) ●ぶっ壊れて自由に生きる〜アナキスト・大杉栄の生命論(栗原康) ●《虹の戦士》になるために(浅葉和子) ●無限と有限のはざまで〜ジャームとソーマの寿命論(高木由臣)
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Tissue03 まなざしのいいひと(哲学系インタビューBOOK)
¥1,540
ハンカチーフ・ブックス(編) 1,400円+税 判型:A5判並製 頁数:268ページ 刊行:2017年11月16日 ISBN:978-4908609084 ●いのちと芸術をつなげる(稲葉俊郎) ●スッと流して変化しよう(桜井章一×齋藤学) ●これからの世の中の「見取り図」(佐々木俊尚) ●僕たちが渋谷で始めた、新しい生き方の実験(藤代健介) ●いのちを重ね描きする(中村桂子×藤田一照) ●ジャスト・エンジョイ、「おもろい」人生を歩むために(松山大耕) ●腸という「小宇宙」を旅して(上野川修一) ●世界を旅し、自己に覚醒する(井島健至) ●「宇宙大の熊楠」と出会う(中沢新一) ●熊楠の「星」をめぐって(鏡リュウジ)
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Tissue 02 野性(哲学系インタビューBOOK)
¥1,540
ハンカチーフ・ブックス(編) 1,400円+税 判型:A5判並製 頁数:193ページ 刊行:2016年10月1日 ISBN:978-4908609060 ●世界とつながる、カラダが目覚める 熊野の森の宇宙、「野性」へ回帰する旅(長沼敬憲) ●身体感覚を磨くためのFirst Step(松島倫明×松村卓) ●生き物であること、自然のなかにいること(中村桂子) ●古代ハワイアンの叡智から学ぶ 自然とのつながり方(レイア高橋) ●細胞のふるまいにゆだねるだけで、身体は自然に動き出します(田畑浩良) ●世界の見方が変わるとき②〜時間をとりもどす(広瀬裕子) ●藤田一照さん、身体論、そして野性へ…(合田秀行) ●見えない世界の仲間たち〜光岡知足先生から学んだこと②〜腸の森をよみがえらせる(長沼敬憲) ●食はいのちなり〜魂を輝かせるための食の極意(辰巳芳子×齋藤学) ●熊野古道発「大不思議界」行き ロゴスを超える旅へ出よう〜医師・土橋重隆さんと話した、熊楠の宇宙論(長沼敬憲) ●新しい雑誌「TISSUE」を通し、私たち3人がやっていきたいこと(長沼敬憲×渡部忠×長沼恭子)
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Tissue 01(哲学系インタビューBOOK)
¥1,540
ハンカチーフ・ブックス(編) 1,400円+税 判型:A5判並製 頁数:268ページ 刊行:2016年4月22日 ISBN:978-4908609084 ●内なる「世界」と向き合う(齋藤学/横浜F・マリノス) ●「常識」というマジックから飛び出そう(土橋重隆×幕内秀夫) ●見えない世界の仲間たち〜光岡知足先生から学んだこと(長沼敬憲) ●パーキンソン病の名医に聞いた「腸」と「脳」の不思議なつながり(佐古田三郎) ●世界の見方が変わるとき(広瀬裕子) ●Feel In Your Bones ! (松村卓/骨ストレッチ創始者)
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遠き海原 世界都市「江戸」誕生の物語
¥1,650
吉田誠男(著) 1,500円+税 判型:A5判上製 頁数:246ページ 刊行:2017年4月14日 ISBN:978-4908609077 日本橋で創業425年の歴史を誇る扇子とうちわの老舗 「伊場仙」14代当主・吉田誠男氏が、 江戸の開拓に携わった初代・伊場屋勘左衛門を 主人公に書き上げた長編小説。 「江戸は徳川と三河の人々、 数人の紅毛人によって拓かれた」 という口伝をもとに、虚実をない交ぜた物語が展開。 その自由かつ大胆な発想に引き込まれ、 アナウンサー松平定知氏も 「ストーリー展開に目を見はった」と絶賛した、 歴史ファン、江戸ファン待望の一冊です。 その時、江戸で何が起こっていたのか?
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KO'DA STYLEのトートバッグ
¥1,980
ハンカチーフ・ブックス(編)、sai(写真) 1,800円+税 判型:A5判並製 頁数:93ページ 刊行:2016年9月24日 ISBN:978-4908609053 ものづくりの「極(きわ)」をかっこよく。 トートバッグのオリジナル・ブランド 「Ko’da style」を生み出した職人・こうだかずひろの Life styleを追ったフォト&エッセイ。 「こうださんは、バッグのなかに たくさんの世界を抱えていた」(書籍巻頭より)。 「手の復権」を合い言葉に、一つの世界観を持ち、 根強いファンの多い職人の、 その強く、優しいメッセージを語り下ろします。 手の復権/デザイン/ 判断基準/対話/現場/ 名刺/ネーミング/ 創作をめぐって/夏休み/ 親父/道 etc..
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じぶん哲学 シルクハットから鳩が出てくるのはマジックでしょうか?
¥1,540
土橋重隆、幕内秀夫(著) 1,600円+税 判型:B6判並製 頁数:194ページ 刊行:2016年2月15日 ISBN:978-4908609022 ガンがなくならないのはなぜ? 病気の本当の原因はどこに? 医師の土橋重隆さんと管理栄養士の幕内秀夫さんが そのタネ明かしの方法を伝え、 ゼロからの発想で自由に生きるための一冊。 病気の背後には、その人の生き方、考え方など 「心」「意識」が否応なく関わってきます。 通常の医療では、現れた症状を扱うことがほとんどですが 「これから大事なのは、 その背後に広がっている部分です」(土橋さん)。 医師と栄養士が語る本ですが、 その話題は医療や食事、健康にとどまらず、 生きることの奥深くに向かっています。
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僕の飼っていた牛はどこへ行った? 「十牛図」からたどる「居心地よい生き方」をめぐるダイアローグ
¥1,100
藤田一照、長沼敬憲(著) 1,000円+税 判型:A5判並製 頁数:106ページ 刊行:2015年12月11日 ISBN:978-4908609015 あなたにとって、なくなったら困ってしまう 「大切なもの」とはいったい何でしょうか? それは、わたしをわたしとして成り立たせているもの。 たとえば、肩書きであったり、 立場であったり、 家族や恋人であったり、 こだわりであったり、 財産であったり……。 いや、それ以上に大切なものがきっとあるはず。 この本では、その「大切なもの」を 「牛飼いが見失ってしまった牛」に譬え、 禅僧の藤田一照氏とエディターの長沼敬憲の ダイアローグ(対話)でたどっていきます。